サステナビリティ

廃棄物の削減

当社グループの事業活動においては、温室効果ガス(CO2)の排出、産業廃棄物の排出、化学物質の排出が大きな環境負荷項目として挙げられます。環境汚染事故の発生等による評判リスク軽減に向け、廃棄物の排出削減やリサイクル、化学物質の適正管理による汚染防止に努めています。
当社単体ではISO14001認証範囲に基づき、製造段階で発生する単純(埋立・焼却)廃棄物の削減を環境管理活動の主要課題に位置づけ、「単純廃棄物量の生産量比0.1%以下、総廃棄物量の生産量比3.5%以下に抑えること」を目標に取り組んできました。2022年度は単純廃棄物量の生産量比0.095%、総廃棄物量の生産量比3.44%で目標を達成しました。
今後は、当社単体での総廃棄物量の総生産量比について2024年度3.3%以下、2030年度3.0%以下に抑える目標を段階的に設定し取り組んでいきます。

指標・目標

指標 範囲 単位 2020年度 2021年度 2022年度 中長期目標
2024年度 2030年度
単純廃棄物量 単体 t 108.2 128.2 162.0 - -
単純廃棄物量の生産量比 単体 % 0.12 0.13 0.13 0.1%以下 0.1%以下
総廃棄物量 単体 t 3,111 3,622 3,657 - -
総廃棄物量の生産量比 単体 % 3.43 3.59 2.97 3.3%以下 3.0%以下
リサイクル率 単体 % 96.52 96.46 95.57 - -
窒素酸化物(Nox)排出量 単体 t 3t未満 3t未満 3t未満 - -
硫黄酸化物(SOx)排出量 単体 t 3t未満 3t未満 3t未満 - -
有害廃棄物排出量 単体 t 14.2 18.1 20.0 - -
環境関連の罰金額 単体 百万円 0 0 0 0 0

体制・ガバナンス

廃棄物削減とリサイクルの推進

工程改善による歩留り向上等により、廃棄物の発生そのものの抑制を図るとともに、発生した廃棄物に関しては分別を徹底し、マテリアルリサイクル、サーマルリサイクル、RPF(プラスチック由来の固形燃料)、セメント原料化等の有効利用への転換を図っています。

単純廃棄物の総生産量比率
廃棄物削減とリサイクルの推進