サステナビリティ

2017/06/27

PT. RIKEN INDONESIAの取り組み

MM2100工業団地主催の、ブガシ湾のマングローブ植樹にPT. RIKEN INDONESIAのダダンさんが参加しました。
今回が初めての参加です。植樹を行うにあたり、1,000本のマングローブの木を寄付しました。

 

PT. RIKEN INDONESIA
人事部
ダダン イスカンダルさん

 

MM2100工業団地の事務所から車に4時間、船に1時間半乗り、植樹を行うパンタイバハギア村へ到着しました。川をボートで渡っている間、川の周辺でどのような生活が営まれているのかを見ることができました。いまだ多くの村人が、川の水を、公衆浴場や洗い場、トイレの水として利用する不便な生活を送っています。また、この村では、マングローブの森があった場所がエビの養殖所に変えられてしまい、森林の持つ貯水機能を失ってしまったことが、洪水の原因となっています。そのため、多くの村人が村を離れ、村がさらなる貧困に陥る原因となりました。

村へ到着すると、村人たちとLSM※2が、マングローブの木の植え方と、養苗場の場所を教えてくれました。植樹場所へ辿り着くには、深さ40cmもの泥沼がある湿地を通らなければならず、苦労しました。やっとの思いで植樹場所に到着し、村人の助けを借りながら、参加者全員で14,150本のマングローブの木を植えました。MM2100工業団地は、我々が植えたマングローブの樹は、いまでは水面から5cmのところまで成長したと知らせてくれました。

マングローブ植樹は、私にとってまったく初めての体験でした。私はとても楽しかったですし、我々の経済バランスを保つための環境保護の一助となれたことを光栄に思いました。

※1 MM2100工業団地:ブカシ地区において最もジャカルタから近い工業団地。
※2 LSM:Lembaga Swadaya Masyarakatの略。インドネシアの非政府組織。

 

植樹場所へ向かう船に乗っている様子

 

植樹をしている様子

 

参加者で記念写真
横断幕には、PT. RIKEN INDONESIAの社名も