これから成長していく
インドネシア市場へ
インドネシアは、GDPが毎年5%近く成長しています。塩ビ(塩化ビニル)コンパウンドも今後ますます需要が高まると予想されています。現在、インドネシア国内でのリケンテクノスの塩ビコンパウンドシェアは高く、特に医療分野では圧倒的なシェアを誇ります。まだまだ成長が見込める国であり、これからの市場の拡大を見越すと、リケンテクノスとしては現地で活躍できる人材の配置を強化していく必要がありました。
現地に溶け込み信頼関係を築く
そういった状況のなかで、入社5年目という早い段階で海外赴任への挑戦の機会をもらい、インドネシアの連結子会社であるPT. RIKEN INDONESIAのセールスマネージャーとして活動をすることになりました。海外は日本とは文化も商習慣も異なることから、現地の文化や商習慣の理解をきちんと行い、尊重する必要があります。インドネシアの方は人間関係を仕事の場でも大事にする傾向があります。年齢を問わず、イベントなどで交流を持つ機会が多く、まずはやってみるという姿勢から様々なことに挑戦し、人間関係を広げていきました。
現地スタッフや日本で出会った方々に
相談をしながら一歩ずつ歩み始める
主な業務は、現地の日系企業様向けの営業と、ローカルスタッフのマネジメントです。正直、もう少し日本で経験を積んでから海外に赴任したいと考えていた部分もありました。ただ、いま思うと早期に海外赴任できたことは、とても価値があったと感じています。もちろんまだマネージャーとしての経験も浅く、自分一人では対応できない部分もありますが、インドネシア人スタッフの多くが相談に乗ってくれます。日本で働いていた間に培ってきた各部署との関係性や他の国の拠点の方、時には同じ海外駐在仲間である現地のお客様にも支えられて、日々業務に取り組んでいます。自分で抱え込まず、まずは聞いてみるというスタンスで、困難なことがあっても一つひとつ乗り越えていっています。
グローバルな取引の現場を知ることで
より多角的な視点を獲得することに成功
日本から離れた環境で、セールスマネージャーという立場で仕事ができるのは、広い視野で仕事をしていくうえで貴重な経験と言えます。原材料知識や他の海外拠点との連携など、日本で営業をしていた頃と比べて担当する領域も広がりました。さらに、アジアや近隣諸国のなかでの日本の立ち位置や日本・インドネシア双方の市場の流れ、会社の方向性など、より多角的な視点で物事を捉えていけるようになりました。